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1820年 Temminck 新鳥類図譜 Pl.116 ハヤブサ科 モリハヤブサ属 クビワモリハヤブサ Autour brachiptere 雌 若鳥 tem-nouveau116

13,200円(税1,200円)

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1820年〜1839年にかけてパリ、ストラスブール、アムステルダムで出版されたC.J.Temminck著
「Nouveau Recueil De Planches Coloiees d'Oiseaux.」の一葉です。
タイトルは「Autour brachiptere.」、現在使われている学名は「Micrastur semitorquatus」、
銅版画に手で丁寧に彩色されています。
版刻はNicolas Huet(1770-1830)によるものです。
元々大きな版でしたが、余白部がトリミングされています。
ごくわずかな汚れ、タイトル下に鉛筆書きを消した痕、裏にメモ書きがありますが概ね良い状態です。
テキストのコピーをお付けします。
Size 29.8cm x 21.1cm

Coenraad Jacob Temminck(1778-1858)
コンラート・ヤコブ・テミンクはオランダの動物学者、鳥類学者です。
父親は鳥類の標本を大量にコレクションしており、テミンクはこれを譲り受け、
ヨーロッパ有数の鳥類コレクションにまで発展させました。
オランダのライデンに王立自然史博物館が建設されると、鳥のコレクションを寄贈する代わりに
初代館長として着任し、ハールレムで没するまでの30年以上にわたって館長職を務めました。
シーボルト(1796-1866)の「日本動物誌」("Fauna japonica"1844-1850) の編纂においては、
自然史博物館の脊椎動物管理者シュレーゲル(1804-1884)と共に脊椎動物を担当しました。
テミンクには彼にちなんで命名された47種があり、そのうち20種は鳥です。


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