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1802年 Candolle 多肉植物図譜 ハマミズナ科 マツバギク属 ヒメマツバギク MESEMBRYANTHEMUM tenuifolium candolle82

22,000円(税2,000円)

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1802年にパリで出版された、A.P.de Candolle著、
「Plantarum succulentarum historia, ou Histoire naturelle des plantes grasses.」の一葉です。
タイトルは「MESEMBRYANTHEMUM tenuifolium.」、現在使われている学名は「Lampranthus tenuifolius」、
原画はP.J.Redouteの手によるものです。
銅版画の一部に点刻彫版法(Stipple Engraving)という技法が用いられ、手で丁寧に彩色されています。
わずかなヤケや薄いシミがありますが概ね良い状態です。
テキストのコピーをお付けします。
Sheet 34.7cm x 27.2cm Plate mark 28.2cm x 20.5cm

Augustin Pyramus de Candolle(1778-1841)
オーギュスタン・ピラミュ・ドゥ・カンドールはスイスの植物学者です。
パリの薬草園で働きながら、最初の著書「Plantarum historia succulentarum」を出版しました。
その後、ラマルクらから仕事を依頼されるようになります。
オーギュストの子孫は3世代にわたって植物学者となり、比較形態学、植物分類学、植物地理学などで名を残しました。
植物の属CandolleaCandolleodendronの属名は彼に献名されています。
Pierre Joseph Redoute(1759-1840)
ルドゥーテはベルギーの画家、植物学者です。
ボタニカルアート界で最も人気の高い画家として日本でもよく知られています。
Plantarum Succulentarum Historia
1799年〜1804年にかけてパリで3巻が出版されました。
P.J.Redouteによる美しい多肉植物図譜が147枚収められています。
ルドゥーテはド・カンドル著「Plantarum succulentarum historia.」の植物を描き、
ド・カンドルはルドゥーテの「Les Liliacees.」で植物の説明を書きました。


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