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1832年 John Curtis 英国の昆虫学 Pl.427 コガネコバチ科 ハルチコプテラ属 Phagonia smaragdina ケシ科 ニセカラクサケマン curtis-entom427

3,300円(税300円)

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1832年にロンドンで出版された「British Entomology.」の一葉です。
タイトルは「Phagonia smaragdina.」、現在使われている学名は「Halticoptera flavicornis」、
描かれている植物は「Fumaria capreolata ケシ科 カラクサケマン属 ニセカラクサケマン」です。
銅版画に手で丁寧に彩色されています。
この彩色はとくに強いこだわりを持って行われました。是非ルーペなどで拡大してご覧いただきたいです。
汚れなどはほとんどなく良い状態です。
オリジナルのテキストをお付けします。
Size 23.3cm x 14.2cm

John Curtis(1791-1862)
ジョン・カーティスはイギリスの昆虫学者、博物画家です。
昆虫の研究をしながら絵を描き、William Kirby(1759-1850)らと交流を深めていきます。
代表作「British Entomology」、「A Guide to the Arrangement of British Insects」の著者としてよく知られています。
British Entomology
「British Entomology」英国の昆虫学は1823年〜1840年の間、ロンドンで出版されました。
770種の昆虫とその昆虫が見つかった植物と一緒に、美しい手彩色による銅版画で描かれています。
その多くは当時、新種として紹介されました。
昆虫採集を成功させるためには植物学の知識が絶対に必要なので、在来植物の図を描くことでその一助になると考えていました。
説明文はジョン・カーティス自身によるものです。
また、イラストと版刻もカーティス自身が多くを手がけています。
彩色の一部もカーティス自身が手がけており、とても厳密に色の指示を出していました。
カーティスの描いた原画778枚はロスチャイルド卿が購入しましたが、その後、ロンドン自然史博物館に寄贈されています。


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