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1731年 ショイヒツァー 神聖自然学 Tab.198 出エジプト記 第27章 9-19節 scheuchzer198

6,050円(税550円)

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1731年にアウグスブルクのPfeffel社が出版したJohann Jakob Scheuchzer著「Physica Sacra.」の一葉です。
タイトルは「Atrii et Tabern. Ichnographia.」、
〜出エジプト記 第27章 9-19節〜
9節. あなたはまた幕屋の庭を造り、両側では庭のために長さ百キュビトの亜麻の撚糸のあげばりを設け、その一方に当てなければならない。
10節. その柱は二十、その柱の二十の座は青銅にし、その柱の鉤と桁とは銀にしなければならない。
11節. また同じく北側のために、長さ百キュビトのあげばりを設けなければならない。
その柱は二十、その柱の二十の座は青銅にし、その柱の鉤と桁とは銀にしなければならない。
12節. また庭の西側の幅のために五十キュビトのあげばりを設けなければならない。その柱は十、その座も十。
13節. また東側でも庭の幅を五十キュビトにしなければならない。
14節. そしてその一方に十五キュビトのあげばりを設けなければならない。その柱は三つ、その座も三つ。
15節. また他の一方にも十五キュビトのあげばりを設けなければならない。その柱は三つ、その座も三つ。
16節. 庭の門のために青糸、紫糸、緋糸、亜麻の撚糸で、色とりどりに織った長さ二十キュビトのとばりを設けなければならない。
その柱は四つ、その座も四つ。
17節. 庭の周囲の柱はみな銀の桁でつなぎ、その鉤は銀、その座は青銅にしなければならない。
18節. 庭の長さは百キュビト、その幅は五十キュビト、その高さは五キュビトで、亜麻の撚糸の布を掛けめぐらし、
その座を青銅にしなければならない。
19節. すべて幕屋に用いるもろもろの器、およびそのすべての釘、また庭のすべての釘は青銅で造らなければならない。

手漉きの紙に印刷された銅版画です。
わずかな汚れがありますが概ね良い状態です。
Size 39.5cm x 24.6cm

Johann Jakob Scheuchzer(1672-1733)
ヨハン・ヤーコブ・ショイヒツァーはスイスの博物学者です。
古生植物学とヨーロッパ古生物学の創始者であり、数学と物理学の教授でした。
彼は旧約聖書が世界の歴史について事実に基づいて記述されていると信じ、聖書を近代科学と調和させること、
ひいては科学によって神の存在を証明することを目指しました。
Physica Sacra
1731年〜1735年にかけてアウグスブルクとウルムで出版されました。
フォリオ版と呼ばれる大判に750枚の銅版画が収められています。
日本では神聖自然学と訳されることが多いです。
聖書と科学的な描写を特徴とする装飾的な縁取りが特徴です。
版刻はJ. M.Fussli、J.D.Preissler らが担当しています。
Physica Sacra は神学と科学の実践を組み合わせ、聖書の一節を当時の新しい科学と調和させようと試みました。
この作品は、図版を用いた博物学作品としては異例であり、18世紀の銅版画の装飾性を示す好例です。


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