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1731年 ショイヒツァー 神聖自然学 Tab.271 レビ記 第13章 47-59節 scheuchzer271

6,600円(税600円)

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1731年にアウグスブルクのPfeffel社が出版したJohann Jakob Scheuchzer著「Physica Sacra.」の一葉です。
タイトルは「Lepra Vestium.」、
〜レビ記 第13章 47-59節〜
47節. また衣服にらい病の患部が生じた時は、それが羊毛の衣服であれ、亜麻の衣服であれ、
48節. あるいは亜麻または羊毛の縦糸であれ、横糸であれ、あるいは皮であれ、皮で作ったどのような物であれ、
49節. もしその衣服あるいは皮、あるいは縦糸、あるいは横糸、あるいは皮で作ったどのような物であれ、
その患部が青みをおびているか、あるいは赤みをおびているならば、これはらい病の患部である。
これを祭司に見せなければならない。
50節. 祭司はその患部を見て、その患部のある物を七日のあいだ留め置き、
51節. 七日目に患部を見て、もしその衣服、あるいは縦糸、あるいは横糸、あるいは皮、またどのように用いられている皮であれ、
患部が広がっているならば、その患部は悪性のらい病であって、それは汚れた物である。
52節. 彼はその患部のある衣服、あるいは羊毛、または亜麻の縦糸、または横糸、あるいはすべて皮で作った物を焼かなければならない。
これは悪性のらい病であるから、その物を火で焼かなければならない。
53節. しかし、祭司がこれを見て、もし患部がその衣服、あるいは縦糸、あるいは横糸、
あるいはすべて皮で作った物に広がっていないならば、
54節. 祭司は命じて、その患部のある物を洗わせ、さらに七日の間これを留め置かなければならない。
55節. そしてその患部を洗った後、祭司はそれを見て、もし患部の色が変らなければ、患部が広がらなくても、
それは汚れた物である。それが表にあっても裏にあっても腐れであるから、それを火で焼かなければならない。
56節. しかし、祭司がこれを見て、それを洗った後に、その患部が薄らいだならば、その衣服、あるいは皮、あるいは縦糸、
あるいは横糸から、それを切り取らなければならない。
57節. しかし、なおその衣服、あるいは縦糸、あるいは横糸、あるいはすべて皮で作った物にそれが現れれば、
それは再発したのである。その患部のある物を火で焼かなければならない。
58節. また洗った衣服、あるいは縦糸、あるいは横糸、あるいはすべて皮で作った物から、患部が消え去るならば、
再びそれを洗わなければならない。そうすれば清くなるであろう」。
59節. これは羊毛または亜麻の衣服、あるいは縦糸、あるいは横糸、あるいはすべて皮で作った物に生じるらい病の患部について、
それを清い物とし、または汚れた物とするためのおきてである。

手漉きの紙に印刷された銅版画です。
ウォーターマーク(透かし模様)も入っています。
ごくわずかなシミがありますが良い状態です。
Size 39.5cm x 24.8cm

Johann Jakob Scheuchzer(1672-1733)
ヨハン・ヤーコブ・ショイヒツァーはスイスの博物学者です。
古生植物学とヨーロッパ古生物学の創始者であり、数学と物理学の教授でした。
彼は旧約聖書が世界の歴史について事実に基づいて記述されていると信じ、聖書を近代科学と調和させること、
ひいては科学によって神の存在を証明することを目指しました。
Physica Sacra
1731年〜1735年にかけてアウグスブルクとウルムで出版されました。
フォリオ版と呼ばれる大判に750枚の銅版画が収められています。
日本では神聖自然学と訳されることが多いです。
聖書と科学的な描写を特徴とする装飾的な縁取りが特徴です。
版刻はJ. M.Fussli、J.D.Preissler らが担当しています。
Physica Sacra は神学と科学の実践を組み合わせ、聖書の一節を当時の新しい科学と調和させようと試みました。
この作品は、図版を用いた博物学作品としては異例であり、18世紀の銅版画の装飾性を示す好例です。


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