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1731年 ショイヒツァー 神聖自然学 Tab.467 列王紀上 第13章 24節 25節 28節 scheuchzer467

7,150円(税650円)

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1731年にアウグスブルクのPfeffel社が出版したJohann Jakob Scheuchzer著「Physica Sacra.」の一葉です。
タイトルは「Leo 〜 .」、
〜列王紀上 第13章 24節 25節 28節〜
24節. こうしてその人は立ち去ったが、道でししが彼に会って彼を殺した。
そしてその死体は道に捨てられ、ろばはそのかたわらに立ち、ししもまた死体のかたわらに立っていた。
25節. 人々はそこをとおって、道に捨てられている死体と、死体のかたわらに立っているししを見て、
かの老預言者の住んでいる町にきてそれを話した。
28節. 彼は行って、死体が道に捨てられ、ろばとししが死体のかたわらに立っているのを見た。
ししはその死体を食べず、ろばも裂いていなかった。

手漉きの紙に印刷された銅版画です。
ウォーターマーク(透かし模様)も入っています。
余白部に薄いシミがありますが概ね良い状態です。
Size 39.7cm x 24.6cm

Johann Jakob Scheuchzer(1672-1733)
ヨハン・ヤーコブ・ショイヒツァーはスイスの博物学者です。
古生植物学とヨーロッパ古生物学の創始者であり、数学と物理学の教授でした。
彼は旧約聖書が世界の歴史について事実に基づいて記述されていると信じ、聖書を近代科学と調和させること、
ひいては科学によって神の存在を証明することを目指しました。
Physica Sacra
1731年〜1735年にかけてアウグスブルクとウルムで出版されました。
フォリオ版と呼ばれる大判に750枚の銅版画が収められています。
日本では神聖自然学と訳されることが多いです。
聖書と科学的な描写を特徴とする装飾的な縁取りが特徴です。
版刻はJ. M.Fussli、J.D.Preissler らが担当しています。
Physica Sacra は神学と科学の実践を組み合わせ、聖書の一節を当時の新しい科学と調和させようと試みました。
この作品は、図版を用いた博物学作品としては異例であり、18世紀の銅版画の装飾性を示す好例です。


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