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1731年 ショイヒツァー 神聖自然学 Tab.469 列王紀上 第17章 14-16節 scheuchzer469

6,600円(税600円)

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1731年にアウグスブルクのPfeffel社が出版したJohann Jakob Scheuchzer著「Physica Sacra.」の一葉です。
タイトルは「Oleum et Farina Sareptanae.」、
〜列王紀上 第17章 14-16節〜
14節. 『主が雨を地のおもてに降らす日まで、かめの粉は尽きず、びんの油は絶えない』とイスラエルの神、
主が言われるからです」。
15節. 彼女は行って、エリヤが言ったとおりにした。彼女と彼および彼女の家族は久しく食べた。
16節. 主がエリヤによって言われた言葉のように、かめの粉は尽きず、びんの油は絶えなかった。

手漉きの紙に印刷された銅版画です。
ウォーターマーク(透かし模様)も入っています。
汚れなどはほとんどなく良い状態です。
Size 39.6cm x 24.6cm

Johann Jakob Scheuchzer(1672-1733)
ヨハン・ヤーコブ・ショイヒツァーはスイスの博物学者です。
古生植物学とヨーロッパ古生物学の創始者であり、数学と物理学の教授でした。
彼は旧約聖書が世界の歴史について事実に基づいて記述されていると信じ、聖書を近代科学と調和させること、
ひいては科学によって神の存在を証明することを目指しました。
Physica Sacra
1731年〜1735年にかけてアウグスブルクとウルムで出版されました。
フォリオ版と呼ばれる大判に750枚の銅版画が収められています。
日本では神聖自然学と訳されることが多いです。
聖書と科学的な描写を特徴とする装飾的な縁取りが特徴です。
版刻はJ. M.Fussli、J.D.Preissler らが担当しています。
Physica Sacra は神学と科学の実践を組み合わせ、聖書の一節を当時の新しい科学と調和させようと試みました。
この作品は、図版を用いた博物学作品としては異例であり、18世紀の銅版画の装飾性を示す好例です。


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