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1660年 ヨンストン 鳥獣虫魚図譜 pl.55 熊使い Ursus Bear jonston55

26,400円(税2,400円)

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1660年にアムステルダムで刊行された Johannes Jonston 著
「Historiae Naturalis De Quadrupetibus Libri.」オランダ語版の一葉です。
タイトルは「Ursus. Bear.」です。
新聞紙ほどの薄い紙に銅版画で動物が描かれています。
ウォーターマーク(透かし模様)もあります。
わずかなシミや薄汚れがありますが概ね良い状態です。
Sheet 36.6cm x 22.9cm Plate mark 29.8cm x 17.8cm

Johannes Jonston(1603-1675)
ヨハネス・ヨンストンはポーランドの医学者、博物学者です。
ライデン大学などで植物学や医学を学び、1650年〜1653年にかけて「鳥獣虫魚図譜」を著しました。
Historiae Naturalis de Quadrupetibus Libri
オランダのライデン大学教授であったヨンストンが著した
「Historiae Naturalis De Quadrupetibus Libri. 鳥獣虫魚図譜」は、
1650年〜1653年にかけてMatthaus Merianより出版されました。
日本では「鳥獣虫魚図譜」「動物図説」または「禽獣魚介蟲図譜」などと訳されています。
この本は寛文3年(1663年)にオランダ商館長のインダイクによって幕府に献上されました。
徳川吉宗はヨンストンの本を見て、その動物画に感心し、野呂元丈に「和蘭陀禽獣蟲魚図和解」を作らせました。
平賀源内は家財を売り払い「鳥獣虫魚図譜」を入手しています。
「鳥獣虫魚図譜」は全5巻が刊行され、2,800点を超える図が収められています。
図は当時ヨーロッパ最高の版画家と言われていたマテウス・メーリアンによるものです。
Matthaus Merian(1593-1650)
マテウス・メーリアンはスイスの版画家、製図家、出版者です。
娘のマリア・ジビーラ・メーリアンは植物や昆虫などのイラストで有名な画家です。




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