アンティークプリント、ボタニカルアート、博物画などを販売しています

1739年 Weinmann 花譜 N.489 トウダイグサ科 トウダイグサ属 Esula 5種 weinm489

9,900円(税900円)

購入数
1737年〜1745年にかけて出版された「Phytanthoza iconographia.」の一葉です。
タイトルは「a. Esula seu Tithymalus paralius.(=Euphorbia paralias ) トウダイグサ科 トウダイグサ属
b. Esula minor seu humi pinus.(=Euphorbia esula ) トウダイグサ科 トウダイグサ属
c. Esula seu Tithymalus siculus. トウダイグサ科 トウダイグサ属
d. Esula seu Tithymalus helioscopius.(=Euphorbia helioscopia ) トウダイグサ科 トウダイグサ属 トウダイグサ
e. Esula exigua seu Tithymalus minimus angustifolius.(=Euphorbia cyparissias ) トウダイグサ科 トウダイグサ属」、
メゾチントに手で彩色されています。
ウォーターマーク(透かし模様)も入っています。
わずかな汚れがありますが良い状態です。
商品はゆうパックにて発送いたします。
Sheet 39.1cm x 23.6cm Plate mark 32.8cm x 21.6cm

Johann Wilhelm Weinmann(1683-1741)
ヨハン・ヴィルヘルム・ヴァインマンはドイツ(神聖ローマ帝国)の薬剤師、植物画家です。
レーゲンスブルクの薬種業者で、植物学の専門家でも植物画家でもありませんでした。
しかし、私費で画を描かせて集め、それを出版するという情熱がありました。
Phytanthoza iconographia
Phytanthoza iconographia(花譜)は1737年〜1745年にかけて出版されました。
全1025枚の植物図譜とその記述からなります。
絵はGeorg Dionysius Ehret(1708-1770)やN.Asaminらによって描かれました。
日本にはオランダ語版が出版された寛延元年(1748)からほどなくして、吉宗将軍後の家重の時代に入ってきました。
8冊の大本で、しかも大変高価だったため、将軍、大名、富商、蘭医などの人々の眼にしか入りませんでした。
しかし、日本の科学と芸術に及ぼした影響は大きく、ドドネウスの「本草」、ヨンストンの「禽獣魚介蟲譜」にも
劣らなかったと言われています。
また、杉田玄白や平賀源内などにも多大な影響を与えました。


おすすめ商品