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1739年 Weinmann 花譜 N.519 ヒバマタ科 ヒバマタ属 Fucus 2種 ケシ科 カラクサケマン属 Fumaria 2種 プラチカプノス属 weinm519

9,900円(税900円)

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1737年〜1745年にかけて出版された「Phytanthoza iconographia.」の一葉です。
タイトルは「a. Fucus ericae similis maritima. ヒバマタ科 ヒバマタ属
b. Fucus seu quercus marina. ヒバマタ科 ヒバマタ属
c. Fumaria vulgaris fumeterre.(=Fumaria officinalis ) ケシ科 カラクサケマン属 カラクサケマン
d. Fumaria vulgaris minor tenuifolia. ケシ科 カラクサケマン属
e. Fumaria tenuifolia.(=Platycapnos spicatus ) ケシ科 プラチカプノス属」、
メゾチントに手で彩色されています。
ウォーターマーク(透かし模様)も入っています。
薄いヤケやシミ、弱い折れがありますが概ね良い状態です。
商品はゆうパックにて発送いたします。
Sheet 39.1cm x 23.5cm Plate mark 32.8cm x 21.4cm

Johann Wilhelm Weinmann(1683-1741)
ヨハン・ヴィルヘルム・ヴァインマンはドイツ(神聖ローマ帝国)の薬剤師、植物画家です。
レーゲンスブルクの薬種業者で、植物学の専門家でも植物画家でもありませんでした。
しかし、私費で画を描かせて集め、それを出版するという情熱がありました。
Phytanthoza iconographia
Phytanthoza iconographia(花譜)は1737年〜1745年にかけて出版されました。
全1025枚の植物図譜とその記述からなります。
絵はGeorg Dionysius Ehret(1708-1770)やN.Asaminらによって描かれました。
日本にはオランダ語版が出版された寛延元年(1748)からほどなくして、吉宗将軍後の家重の時代に入ってきました。
8冊の大本で、しかも大変高価だったため、将軍、大名、富商、蘭医などの人々の眼にしか入りませんでした。
しかし、日本の科学と芸術に及ぼした影響は大きく、ドドネウスの「本草」、ヨンストンの「禽獣魚介蟲譜」にも
劣らなかったと言われています。
また、杉田玄白や平賀源内などにも多大な影響を与えました。


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